AutoLISPとは、AutoCADとコミュニケーションをとるための言語です。
AutoLISPを学び、正しく作業内容を伝えることさえできれば、 退屈なルーティン作業はAutoCADが誰よりも早く正確にしてくれるようになります。
意外にもAutoCADを何年も何十年も使っている方でもAutoLISPを使ってない人が多いです。 AutoCADユーザーしか使わないマイナー言語ですので、なかなか学ぶ教材が無いことも原因かと思います。
AutoCADをカスタマイズせずに使っているならモッタイナイ!!
でも、AutoLISPってプログラミング言語だし、プログラミングの知識無いと難しいんでしょ?
恐らく、プロのプログラマーで、プログラミングをバリバリしたい!!!という人で、AutoLISPを始める人は少ないのではと思います。
私もプログラミングとは無縁のCADオペです。
CAD作業を楽にしたい一心でAutoLISP勉強しました。
同じように、AutoCAD作業をを効率化することが目的で、プログラミング未経験者、かつプログラマーを目指しているわけでもない。という方も多いと思います。
難しいシステムを作るような本格的なプログラミング言語を習得しよう。というわけではないです。
AutoCADでいつもしている作業を、AutoLISP言語で書き出してCADに伝えていくだけなので、 非プログラマーのCADオペレーターでも使いこなせるものです。
AutoLISPを使い、AutoCADをガッツリとカスタマイズして、パソコンが得意なルーティン作業はパソコンにやってもらいましょう。
- AutoCAD LT ではAutoLISPは使えません。
- Windowsのみサポートの関数があります。
- AutoCADがフリーズ、強制終了しなければいけない場合に備えて、AutoLISPをテストするときは、必ず、必要なデータが入っていない図面ファイルで試してください
まずはここから、AutoLISP初心者向けに一つ一つ解説していきます。
関数とか変数とか戻り値とかは後回し。既存コマンドを組み合わせるだけの自作コマンドを作るところからAutoLISPを始めたい。という方はこちらから。
シンプルなものしか作れませんが、一番簡単にに自作コマンドを作る方法だと思います。
基本的なことは理解していて、解説よりも、AutoLISPサンプルコードを解読して勉強したい人はこちらから。
基本的なことは理解していて、例題を解きながら勉強したい人はこちらから。
AutoLISPの活用例を知りたいかたはこちら。
Lesson記事よりも少し複雑なAutoLISPコマンドです。
サンプルコードのみで、AutoLISPの解説はありません。
AutoLISP関数名から調べていきたい人はこちら。
AutoLISP自作コマンドにダイアログボックスを付けたい!という方はこちら。
AutoLISP自作コマンドをアイコンから実行する方法はこちら。
通常のコマンドも、アクセスしやすい場所に置くと便利になります。
AutoLISPをしなくてもAutoCAD LTを使っていても、作業効率化できますよ!