関数が機能するために必要な情報が引数だよ。
引数とは
AutoLISP では、多くの関数に値を渡す必要があります。このような値を引数と呼びます。
AUTODESK公式ヘルプページ
引数も漢字を見ると”数”が使われていますが、数字だけではなく文字列だったりします。
引数は、関数を使う時に、その関数が必要とする情報のことです。
例えば
数字を足すという機能がある関数に + があります。
しかし、 足す数字を渡さなければ、AutoCADは何もできませんよね?
Jagaimo
(+)
数字を足して!
数字が無かったら何もできないよ。
なので、+ を使う時には、引数として一緒に2つ以上の数字を渡さなければいけません。
Jagaimo
(+ 1 2)
1と2を足して!
3
この場合、数字の1と2が引数です。
他の例として、警告ボックスを出す関数にalert がありますが、これもalert だけ言われても、AutoCADは何を表示させればいいのかわかりません。
引数として一緒に文字列を渡す必要があります。
(alert “こんにちは”)
この場合、”こんにちは” が引数です。
関数によって、必要な引数は違います。
新しい関数を見かけた時は、AUTODESKのヘルプページで確認して、関数が正しく機能するためにはどんな引数が必要なのか確認しましょう。
まとめ
- 引数は、関数を使う時に必要な情報のこと。
- 関数によって必要な引数は違う。
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