おススメはVisual Studio Code
私が今まで使っていたのはNotepad++
AutoCADがあればすぐできるのはVisual Lisp エディタ
お手軽なのは メモ帳
Visual Studio Code
メリット
- 予測入力候補が素晴らしい。
- 色分けしてくれる。
- コード内の移動が簡単。
- 今後のAutoLISPの公式エディタ。
- AutoCAD2021以降はコマンド”VLISP”で出てくる。(日本語版は??)
- 世界中のメジャー言語のプログラマーも使うMicrosoft の有名エディタ。
- AutoCAD2021からは組み合わせてデバッグ(エラー探し)ができる。日本語版は??)
デメリット
- Microsoft Visual StudioCodeと、AutoLISP拡張ファイルをインストールする必要 あり。
- 日本語版無いかも。
感想
プログラミングをする人なら知らない人はいない有名エディタ Microsoft Visual Studio Code
私は先ほど知ってダウンロードしたばかりですが。。。
AutoLISP拡張ファイル(AutoCAD AutoLISP Extension)をインストールすればAutoLISPに対応します。
カッコ、関数、変数、文字列、数字、きちんと色分けされて見やすいです。カッコをクリックすると、セットになっている片側も教えてくれます。
入力すると予測候補が出てくるので、スペリングミスの心配もありません。
( を入力すると自動的に閉じカッコ )も入力してくれます。
コメントアウトの ;| を入力すると、|; と閉じる方も入力してくれます。
さらに、コマンドのオプションも充実していて、line と入力しただけで、 (command “_line” “pt1” “pt2” “”)
と変換できます。
右側に全体像が出るので、長いコード内で移動も楽々です。
ダイアログボックス用のDCLファイルにも対応しています。
AutoCAD2021ヘルプページによると、AutoLISP公式エディタは、AutoCAD2021から、このMicrosoft Visual Studio Codeになるようです。
旧機能Visual LISP IDE (Windowsのみ) – Visual LISP (VL) IDE は廃止され、将来のリリースでは削除されます。AutoCAD AutoLISP Extension for Visual Studio (VS) Code を使用して、新しい AutoLISP プログラムを作成したり、既存の AutoLISP プログラムを更新することをお勧めします。VL IDE を使用して AutoLISP ファイルを編集およびデバッグするには、LISPSYS を 0 に設定する必要があります。
AutoLISP の新機能または変更点(AutoLISP) AutoCAD2021 ヘルプページ
AutoCAD2021ヘルプページで名前を見かけたばかりで、実は先ほどインストールして少し触っただけなのですが、上記であげた理由から、今まで使っていたNotepad++よりも使い勝手がかなり良く、これが一番おススメです。私も今日からこれを使います。
(1ヶ月以上使いましたが、やはりいいです。完全に移行しました。)
AutoCADコマンド VLISP [VLISP エディタ] は、Visual LISP エディタを開くコマンドですが、AutoCAD 2021のヘルプページによると、少なくとも英語版ではこのVisual Studio Code が開くようになりました。
ただ、日本語版については2020年5月現在、公式ページには コマンドVLISP、Visual Studio Codeの使用についてページはあるけど詳細が書かれて無いのでどうなっているのか不明です。
私の環境がAutoCAD 2021にアップデートできる日がいつ来るかはわかりませんが、CAD作業しながらコマンド1つでエディタを開けて、デバッグもできるとのことで楽しみです。
Microsoft Visual Studio Codeと、AutoLISP拡張ファイル(AutoCAD AutoLISP Extension) をインストールする必要があります。フリーソフトです。
日本語版を検索したけど見つかりませんでした。(Micorosoftだからありそうだけど、、、)
Visual LISP エディタ (将来的には消える)
メリット
- インストールしなくても、 AutoCAD でコマンド”vlisp”ですぐ出てきて使える。
- デバッグツール(エラー探し)がある。
デメリット
- 将来的には消える。
- 文字が見にくい。
- 他のエディタでは、コメントアウトなら使える全角文字が文字化けする。
感想
インストールの必要が無く、AutoCADを開いてコマンド VLISP[VLISP エディタ] で出てくるAutoCAD付属のエディタです。
(AutoCAD2021からコマンド VLISP[VLISP エディタ]で開くにはシステム変数LISPSYS を0に変更する必要あり。)
AutoCAD 2021 のヘルプページには、旧機能として紹介されています。
旧機能Visual LISP IDE (Windowsのみ) – Visual LISP (VL) IDE は廃止され、将来のリリースでは削除されます。AutoCAD AutoLISP Extension for Visual Studio (VS) Code を使用して、新しい AutoLISP プログラムを作成したり、既存の AutoLISP プログラムを更新することをお勧めします。VL IDE を使用して AutoLISP ファイルを編集およびデバッグするには、LISPSYS を 0 に設定する必要があります。
AutoLISP の新機能または変更点(AutoLISP) AutoCAD2021 ヘルプページ
将来的に消えていくことになったそうです。 今後は、Micosoft Visual Studio Code がAutoLISP公式エディタということのようです。
文字が非常に見にくいです。懐かしい感じのフォントですね。
・~・~とNotepad++で作った時にコメントアウトで仕切り線を入れたのですが、全角文字を使ったので文字化けしちゃってます。
初めから使い勝手が悪い印象で、エディタ検索してNotepad++を見つけてそちらを使い始めました。Visual LISP エディタは、せっかくAutoCADについているAutoLISP専用のエディタなのですが、ほぼ使ったこと無いです。
メモ帳
メリット
- Windows使っていればダウンロードの必要がない。
デメリット
- 単色なので、長いコードになると見にくいし間違えやすい。
- Ctrl+Zで戻るのに限りがある。
感想
Windowsに標準装備されているメモ帳もテキストエディタなのでAutoLISPを編集することができます。保存するときに、.lspと拡張子を変えれば、AutoLISPファイルになります。
私は、覚え書きなどにメモ帳を使うので、一番手軽に開きやすく、CAD作業中、ちょっとしたコマンドが欲しいっていうときは、メモ帳に書いてコマンドラインにコピペしています。
CAD作業中に手軽に開くなら、コマンド”vlisp”ですぐ出てくる Visual LISP エディタの方が手軽ですが、懐かしい読みづらいフォントのせいか、Visual LISP エディタは好きになれませんでした。
短くて簡単なものを試したりするにはいいですが、複雑なコードになっていくと、( の数がわからなくなることもあるので、色分けしてくれるエディタを使うことをおススメします。
Notepad++
メリット
- 色分けしてくれる。
- AutoLISP関数、ファイル内にある変数の予測候補が出てくる。
デメリット
- DCLファイルには色分け対応してない。(JavaScriptに設定すればそれなり)
- インストールが必要。
感想
私が今まで使っていたのは”Notepad++”というフリーソフトです。
慣れているので使い続けるかもしれませんが、Microsoft Visual Studio Codeのが使い勝手がよく、これからはVisual Studio Codeを使おうと思っています。
拡張子が.lspだと、関数、引数、カッコ、文字列、コメントアウトを色分けしてくれるので、メモ帳よりもかなり便利です。
文字や背景の色は変えることができます。初期設定は白色の背景でした。
ダイアログボックスのDCLファイルには対応していなくて、.dclファイルを開くと
単色です。JavaScriptと構造が似ているらしく、言語をJavaScriptに設定にすると、色と関数やカッコなどの色分けが合う感じです。
まとめ
- 使い勝手は、Micosoft Visual Studio Code がダントツ。
- ソフトをインストールできない環境ならば、 Visual Lisp エディタ か メモ帳。
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