ここでは、実際にAutoLISPでどんなことができるか紹介していくよ。
AutoLISPを勉強し始めた頃、AutoLISPを勉強すればどんなことができるようになるのかあまりイメージがつかめず、
AutoCADが”Hello World”ってアラート出してくれたところで、何の役に立つの?
という感じで基本学習へのモチベーションが上がりませんでした。
ここでは、そんな初心者の方には、AutoLISPを使えばこんな風に、思いついたコマンドを作ることができるんだ。という参考になれば、
中級者の方には、コードを載せたのでそれが参考になれば、
上級者の方は、ぜひ、もっと効率のよい書き方があるよなどアドバイスいただければ、
幸いです。
- CSVファイルの読み込み
- 範囲を分割してズーム
- レイアウトタブごとに別dwgファイルにして保存
- マルチテキストを作成
- テキストの内容を変更
- テキスト背景マスク
- 図形を抽出して特定の画層にするコマンド
- 図形の色を変更 一つのコマンドに一色
- 図形の色を変更 一つのコマンドで色選択
- 図形から画層名を得て画層の色を変更
- 2点を選択してブロック/テキストの回転角度を変更
- ブロックの名前変更
- 雲マークと△マーク
- テキスト/マルチテキストの文字スタイルと画層変更
- テキスト/マルチテキストの文字スタイル変更
- テキスト/マルチテキストを今の日付に変更
- 最後のチェック
- 引出線/マルチ引出線の矢印変更
- Lesson 記事で出てきたサンプルコマンドのまとめ
CSVファイルの読み込み
点とテキスト編
ブロック編
範囲を分割してズーム
範囲を決め、その範囲内を16分割して、コマンド名Z1~Z16で画面移動するコマンドです。
1つのコマンドで、分割したところを順番にクリックする度に画面移動していくバージョンです。
レイアウトタブごとに別dwgファイルにして保存
レイアウトタブを別々の図面ファイルにします。
ダイアログボックス付きのコマンドです。
マルチテキストを作成
選択した図形の画層名(外部参照は図形名|画層名)をマルチテキストにして配置するコマンドです。
テキストの内容を変更
テキスト/マルチテキストの内容を変更するコマンドです。
テキスト背景マスク
図形を抽出して特定の画層にするコマンド
特定の画層が無い時、フリーズ、ロック、表示オフになっている場合も想定してあり、エラー処理も入れています。
図形の色を変更 一つのコマンドに一色
色の数だけコマンドを作ります。色番号を引数にして自作関数にしています。
図形の色を変更 一つのコマンドで色選択
1つのコマンドで、色選択をして色変更します。
色番号はグローバル変数に保存されます。
図形から画層名を得て画層の色を変更
2点を選択してブロック/テキストの回転角度を変更
ブロックの名前変更
雲マークと△マーク
ポリラインなどの図形を雲マークにするコマンド、△マークブロックを入れるコマンドです。
改訂番号、雲の円弧の大きさ、画層名を設定するダイアログボックス付きです。
テキスト/マルチテキストの文字スタイルと画層変更
選択したテキスト/マルチテキストの文字スタイルと画層を変更します。
選択フィルターが付いているので、ガバっといろんな種類の要素を選択してもテキスト/マルチテキストのみ選択されます。
文字スタイルや画層が異なる図面からコピペしたものを、正しい文字スタイルと画層に変更するときに便利です。
テキスト/マルチテキストの文字スタイル変更
選択したテキスト/マルチテキストの文字スタイルを変更します。
選択フィルターが付いているので、ガバっといろんな種類の要素を選択してもテキスト/マルチテキストのみ選択されます。
プルダウンメニューのダイアログボックス付きです。
テキスト/マルチテキストを今の日付に変更
最後のチェック
現在画層を0にする、保存など、作業後に毎回するルーティーンをまとめてします。
引出線/マルチ引出線の矢印変更
選んだ矢印の画像が表示されるダイアログボックス付き
画像がラジオボタンになっているダイアログボックス付き
Lesson 記事で出てきたサンプルコマンドのまとめ
Lesson 記事で出てきた短めのコマンドをまとめて紹介します。