関数 vl-position は、要素がリスト内の何番目にあるのかを調べる時に使います。
予備知識
AutoLISP関数 vl-position
vl-positionは、値がリストの何番目にあるのかを調べる関数です。
引数は順番を知りたい要素、リストです。
渡す要素が、リストの何番目にあるのかが数値で戻ります。
もし、リストにその要素がなければ nil が戻ります。
例
まず、リストを作ります。
(setq Lst (list "a" "b" "c" "d" "e"))
これで、変数Lstに (“a” “b” “c” “d” “e”) が入りました。
では、vl-position を使って、”a” がリストの何番目にあるのかAutoCADに答えてもらいましょう。
(vl-position "a" Lst)
このコードで、数値の
0
が戻ります。
リストの順番は0から始まるので注意してください。
0 がリストの先頭の項目です。
まとめ
- vl-position は要素がリストの何番目にあるのかを調べる関数。
- リストにその要素がなければ nil 。
- 順番は0から始まる。
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